七尾の日記『秋の八尺様とざんばら』

朝起きて、ベランダに出たときやけに寒かったので、薄手ながらコートを解禁しました
もうそんな季節です
10月に入ってから季節ががらっと変わった気がします

夕方の影も伸びた
いつまでも昼間を引きずり、いつの間にか黒くなっていくんじゃなくて、間にオレンジを挟む空になり、振り返ると自分の影が人のものとは思えぬものになっている
夏の数倍も伸びた影は、頭は小さく、体は粘土細工を無理やり引っ張ったようにどこまでも細長く、怖い話のひとつ、八尺様と呼ばれる人ならざるものの存在を連想させた
今日は上下ともに白い服を着ていたので、白いワンピースを着ているという八尺様とよく似ていたことでしょう
本体の背丈は普通で、影は黒かったけど

そしていつぞや稲穂の写真を撮った田んぼの稲が刈られていた
農家さんの仕事が一区切りつき、新米がお店に出回る
とてもいいことなんだけど、ざんばらに切った髪のような跡地はなんともいえない姿だった
季節のうつろいのワンシーンだと写真におさめるにはあまりに心くすぐられない
牧場の動物を撮り、お肉を撮っても、その中間は写真に残さないように、見せてはいけない、見てはいけないようなもののような感じがした
お肉の件もだけど、食べ物をいただくってそういうことなんだよなと思いながらも割り切れない
綺麗なところとおいしいところだけ感じていたいありふれた人間です

とにかく秋が来ました
夜通し鳴く虫の求愛が終わり冬が来るまでの、切なくも心地好い季節です

star今日よかったこと♪

勇気を出して新しく出された頓服を飲んでみた
前回の失敗をふまえて、丁寧に段階をふみながら、それなりに仕事を進めた
明日の段取りをイメトレ中

favorite読んでくれた人へのメッセージ

季節の変わり目ですので、体調には気を付けてくださいね
特に夜は暖かくしてください

ログインするとこの日記をフォローして応援できます

keyboard_arrow_up