七尾の日記『隣の柿はよく客食う……いえ、真面目に』

ふと見つけた食べ頃のような柿
品種はわからないけど、初めて見るかたち
正確には、干し柿以外で初めて見るかたち

甘柿より甘い干し柿には、渋柿の方が合うらしい
渋さでわからないだけで、甘柿よりもずっと甘みがあるのだとか
鳥さえも見向きもせず、誰もが顔をしかめるものが、誰かの手によってまるきり別の素敵な存在になる
人もそうだったらいいな
最初から甘いにこしたことはないけれど
食べられないと言われてしまう人の中にも、とびきりの甘さがあったら

もしも甘く変われたら、
その甘さで周りを甘やかしたい
その甘さで自分も甘やかしたい
甘やかしすぎはだめだけど、
貴方だけは特別だよって
自分だから特別だよって
言えたらいいのに

もしくは渋柿だなんて気のせいで、まだ熟していない甘柿ならいい
このまま成長すれば、いつか渋さが変化して甘くなる
もしそうなら、そのときまで枝にしがみついて頑張れる
落ちないように
腐らないように

自分の正体もわからないから、こんな渋い自分なんかって自己嫌悪するし不安にもなるけど、いつかは誰かの手によって、もしくは自分の忍耐によって、甘くなりたい
きっと生きていればそのときが来ると信じて、今はただひたすら自分でも嫌気が差す渋さに耐えている

star今日よかったこと♪

今日は洗濯を忘れなかった
語ろうと思ったら、なんかポエムった

favorite読んでくれた人へのメッセージ

落ちてもいいです。またよじ登れば
腐ってもいいです。また再生すれば
何度だって挑戦できます
私達は柿ではないから
(散々たとえておいて)

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